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弁膜症や心筋症などの血流解析は可能か
心内の血流や弁付近の血流も、弁や心壁などの構造物が流れに影響を大きく及ぼすので4D Flow MRIが向いています。
エネルギー損失やwall shear stressなどを計算することが出来ます。
CTから計測する場合は、弁の動きや心内腔の動きは考慮されないため 、
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学会発表や研究費申請のための図や資料がほしい。
弊社Webページ上の情報はご自由にお使いいただけます。他に必要な資料などございましたらinfo@dev.cfd.lifeまでお気軽にお問い合わせください。
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研究会で講演の依頼は可能か。
可能です。info@dev.cfd.lifeまでご依頼ください。
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研究用にソフトウェアのオーダーメイドを検討している。
まずはお気軽にご相談ください。ご要望に沿ったソフトの開発が可能かご相談させていただきます。
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1例サンプルでの解析は可能か
4D Flowでしたらお試しでサンプル解析可能です。
お試し解析では正式なレポートはお返しできませんが、解析した動画など定量値を含めないものをお送りいたします。
形状画像に関しては一通りのデータをお送りいただければ最適なものをこちらで選んで解析させていただきます。
CFDは恐れ入りますがスパコンや数値解析ソフトのライセンス料が高額なためお試し解析はしておりません。
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解析をするときにコントロール症例は必要か。
4D Flowで計測する場合は、撮影方法や装置によってエネルギー損失の値が異なる場合があるため
可能であればコントロールもあったほうが望ましいかと思います。
CFDについては装置間の誤差は小さいため過去の文献がある程度ご参考にしていただけます。
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血管にかかるストレスを計測は可能か。
4D Flow MRI, シミュレーション、Echo VFMのいずれでも可能です。精度としてはシミュレーションで行うのが最も正確です。
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Valsalvaの解析は可能か。
可能です。バルサルバ洞でできる渦流の可視化や流速の定量化などができます。シミュレーションか4D Flow MRIが向いています。
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CFD, Echo、4D Flowどれを使えばよいか相談したい。それぞれのメリット、デメリットが知りたい。
方法論の違いとしては、4D Flowは実測、CFDはシミュレーションという違いがあります。
4D Flow MRIはMRIで撮像された実測の血流速度を可視化するという方法で血流を見ています。実測という安心感はありますが、分解能が低いため小さい対象を計測するのは苦手です。特に冠動脈は心拍でぶれてほぼ見えません。
CFDは血管形状、流量、圧といった条件をもとにコンピュータシミュレーションで血管内部の流体の挙動を計算するという手法です。冠動脈ではこちらを使うのがゴールドスタンダードです。
解析項目としては渦流や流れの乱れの可視化、Wall Shear Stress, Oscillatory Shear Index, 流速、流量の計測が可能です。他に文献などになっている指標は大概のものは計算できますのでご相談ください。
Echo VFM (iTEcho)の最大の利点は、高時間分解能なことです。等容収縮期や拡張期の様な短時間における解析や、ペースメーカーなどによる心筋のいびつな動きに伴う血流動態を見る場合などには高い時間分解能が要求されます。このような時間分解能が影響するような解析では、MRIよりもEchoが適していると言えます。また、心房細動の場合も、MRIでは撮像時に画像がブレてしまいますが、エコーでは鮮明な画像の収集ができます
しかし、Echo VFM (iTEcho)の欠点は、Echo VFM (iTEcho)は、対象となる断面の両サイドに壁がないと解析する事ができず、対象となる部位が限らてしまいます。また、得られるデータは二次元断面に限られるため、断面に含まれる部分しか解析できないのも弱点です。
解析時間に関しては、Echo VFM (iTEcho)は短時間に解析ができるメリットがあり、MRIだと数時間、CFDでは数週間かかる解析を10分程度で可能です.
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医療機器の性能評価のために血流解析は可能か
医療機器での評価にシミュレーションやMRIを使った実績はございます。最適な評価方法をご提案いたしますのでまずはご相談ください。
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頸動脈の解析は可能か
頸動脈の血流解析の方法としてはCFD、4D Flow MRIの2通りがございます。
CFDは3Dの血管形状さえあれば出来ますので、血管形状を正確に把握できるならCTでもMRIでもどちらでも問題ありません。
造影されたものの方が解析しやすいのですが、単純でも目でみて正確な形が判断出来るのであれば多くの場合解析可能です。
データをお送りいただければ解析できるか検証させていただきます。
4D Flow MRIはMRIで血流速度を直接撮影できるMRIの撮影方法で、CFDと同様にWSSや流量など計測することが可能です。
こちらは4D Flow MRIのシーケンスを使って撮影したデータが必要です。
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血流解析からはどのような指標を定量化できるのか
定量値としては流量、流速、渦度、Helicityといった様々な流体力学的な指標を定量化することができると思います。 他にも定量化したい指標などございましたら、参考文献等いただければ対応いたします。
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大動脈の血流解析は可能か
大動脈の血流解析は可能か 大動脈疾患は4D Flow、CFDどちらも可能ですが、大動脈解離などフラップの動きが血流に影響を及ぼすような症例ではフラップの動きはCFDで計算出来ないのでlimitationとなります。仮想手術を行うならばCFD, そうでなければ4D Flowでの解析がおすすめです。
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小口径血管を解析は可能か
小口径の血管の場合はシミュレーションが向いています。解析の目的やお持ちのデータに応じて最適な手法をご提案しますので、まずはご相談ください。
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大動脈弓の解析は可能か
可能です。4D Flow MRI, Echo, シミュレーションの3通りの解析方法が可能です。
大動脈弓の中の加速血流や螺旋流れ、逆流といった特徴的な流れを可視化したり、定量化したりすることが可能です。
また乱流によって生じるエネルギー損失や、壁に血流が衝突する様相をベクトルで可視化したり、衝突によって壁にかかるWall Shear Stressを計測したりすることが可能です。
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冠動脈の血流解析は可能か
冠動脈の評価に関しては4D Flowだとサイズ的に撮影が困難ですので冠動脈造影CTからCFDで行うのが良いかと思います。 wall shear stressや各枝の流量、圧を計算することが可能です。仮想手術も可能ですので、グラフトのデザインによる違いも予測することが可能です。