iTSurgery®

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iTSurgery®は、CT画像から心臓手術の設計をし、仮想手術後の循環動態を評価することで最適な手術計画を行えるサービスです。
クラウドにアップロードいただいた術前のCT画像を用いて仮想手術を行い、数値流体計算により血流をシミュレーション
することで複数の術式を比較することが可能です。患者様個人の解剖学的、機能的な違いを考慮した手術計画を立てることで術後の生命予後の改善が期待されます。

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ご依頼の流れ

お問い合わせページよりご依頼・ご相談が可能です。
iTSurgery®は下記3つのステップで解析を進めさせていただいております。
iTSimulation orderflow
  •                
    Step1: 外科医が3Dモデルを作成、アップロード
                   
    外科医が CT 画像を病院のオンサイトソフトに取り込み、心臓の 3D モデルを構築します。 その後、術式に応じて人工血管を仮想的に挿入し、形状設計を行った上で、CFD社の管理サーバーへデータをアップロードします。
  •                
    Step2: CFD社のクラウド上で流体解析
    アップロードされた 3D モデルをもとに、CFD社のクラウド上でメッシュを生成し、数値流体解析を実施します。富岳などの産業利用向け計算機を用いて血流シミュレーションを行い、流量・圧力・壁面せん断応力などの高精度なデータを取得します。
  •                
    Step3: 血流データの可視化
    解析で得られた血流データは、外科医がオンサイトソフトウェアを通じてダウンロードできます。 流線や流量、圧力分布などを比較検討することで、最適な手術計画の立案が可能となります。






iTSurgery®の特徴

  •                    
    多様な術式に対応
                       
    大動脈再建、冠動脈血行再建、肺動脈形成手術、Fontan手術など複数の術式に対応し、術後の流体予測を行うことで
    最適な術式をご選択いただけます。
  • Focus supercomputer
                       
    正確な術後の循環動態予測
                       
    全ての臨床および非臨床試験において高い妥当性が認められ、得られた全データにおいて、
    目標誤差が20%以下に収まることを確認いたしました。また、実際の手術後の流量や流線についても正確に予測可能です。
  •                    
    スムーズな操作性
                       
    GPUによる形状編集操作の高速化により、よりインタラクティブで直感的な仮想手術が可能になりました。
    さらに、ユーザーを補助する補正機能の導入により、誰でも安定したデータを取得できるようになりました。  






解析できる血流パラメーター

  • Screenshot
    Streamline(Aorta)
    Streamlines (流線) を可視化することで、血流の方向や速さを確認することができます。
    これにより異常な加速血流や、渦流の形を把握することができます。
  • Streamlines
    Streamline(Patch)
                     
  • Pressure
    流量 (Flow rate)
    血管のある断面を一定時間に通過する血液の量を可視化することができます。
  • Pressure
    壁面せん断応力(WSS)
    内皮への力学的なストレスをカラーマップで可視化することができます。
  • Pressure
    圧力
    圧力をコンター図で確認することで、どこで急激に圧降下が生じているのかを確認することができます。
  •                  Pathline
                       
    Pathlines
                       
    血管内に仮想的に粒子を置くことで、心拍内の粒子の動きを確認することができます。
    Streamlineではその瞬間の血液の流れの方向を表示していましたが、Pathlineは血球の動きを仮定して追跡することができます。






           

仮想手術のツール

  • Conduit
    Conduit
    直径を調整できる人工血管を仮想的に挿入し、必要に応じて曲線状に配置することで、
    Fontan手術などにおいて術後に人工血管が心臓と干渉しないような手術計画を立てることができます。
  •                  Pathline
                       
    スムージング
                       
    セグメンテーションによって生じた凹凸を滑らかに補正することで、心臓本来の形状に近づけることができ、
    メッシュを用いた流体解析の精度向上にもつながります。






論文執筆サポート

研究用サービスのご提供であるため、論文の「研究手法」に関わる部分の情報提供など、
ご相談に応じてサポートさせていただきます。ぜひご利用ください。






 

対象事例

Cardio Flow Designでは多くのケースで解析を行ってきました。以下はその例になります。












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その他・お問い合わせはこちらから承ります。
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