Computational fluid dynamics of internal mammary artery–left anterior descending artery anastomoses
冠動脈バイパス術では内胸動脈グラフト-LAD吻合で術後の血行力学的変化についてはほとんど知られていません。
またWSS(壁せん断応力)がアテローム性動脈硬化症の内膜変性に重要な役割を果たします。この研究では内胸動脈グラフト-LAD吻合についてCFD解析を使って側側吻合と端側吻合の比較検討がなされています。
結果として内胸動脈グラフト-LADでの側側吻合では、端側吻合と比べると大きな欠点がないことが報告されています。
Reference
Tomohito Kanzaki, Satoshi Numata, Sachiko Yamazaki, Koki Ikemoto, Yu Hohri, Hitoshi Yaku, Keiichi Itatani, Shunsuke Nakajma, Akihiko Takahashi, "Computational fluid dynamics of internal mammary artery–left anterior descending artery anastomoses", Interactive CardioVascular and Thoracic Surgery, 31 (2020) 611–617.
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