大動脈サイズのミスマッチは運動耐容能と関連する事が報告されています。
この研究では、in vitroでフローポンプを使用し、修復後の大動脈縮窄症の運動時における異常なフローパターンを4D Flow MRIを用いて評価し、運動耐容能低下のバイオマーカーを検討しています。この研究の結果では、WSS, Helicity, Vorticityは運動耐容能と関連している事が示され、修復後の大動脈縮窄症患者の運動耐容能低下の重要なメカニズムである可能性が高い事が示唆されました。

Jason G. Mandell, Yue-Hin Loke, Paige N. Mass, Vincent Cleveland, Marc Delany, Justin Opfermann, Seda Aslan, Axel Krieger, Narutoshi Hibino, Laura Olivieri,, "Altered hemodynamics by 4D flow MRI predict exercise intolerance in repaired coarctation of the aorta: an in vitro study", SCMR2021 Poster session, Published Online (2020) .